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[国際貨物を中心とした航空貨物の増加]
昭和60年以降。航空貨物は概ね増加傾向にあり、10年間で2倍以上に増加している。特に国際線の航空貨物の増加が著しく、卸荷の取扱量は平成7年までの10年間で3倍以上になっている。

 

[製品貨物の増加]
輸出される航空貨物は金額ベースで事務機器や半導体等電子部品が増加している。一方で、輸入品では衣類・同附属品や医薬品が多く取り扱われている。

 

[国際ハブ機能をもつ関西国際空港]
関西国際空港開港により、仮陸揚貨物量は大阪国際空港時代と比較して約4倍となっている。

 

[関西国際空港整備効果]
現在、近畿圏では国際便の離発着は平成6年9月に開港した関西国際空港のみで行われている。関西国際空港が開港した平成6年の国際線の積卸貨物は大幅に増加しており、平成5年と比較しておよそ25%の増加がみられる。
また、関西国際空港の開港を契機に、阪神高速道路湾岸線が供用されたり航空貨物ターミナルが整備されるなど、関西国際空港は大阪湾臨海部のインフラ整備の進展の起爆剤的な役割を果たしたと考えられる。

 

航空貨物取扱量の伸び(大阪国際空港・関西国際空港)

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